浦本修充、今季最終戦を表彰台で飾る

Published On 11/01/2021 | 2 Wheels, Naomichi Uramoto, Speed of Japan News

Naomichi Uramoto Media Information | 11.01.2021

いよいよ迎えた今季最終戦。その舞台となったのは今季開幕戦の舞台でもあったヘレスサーキット。テクニカルなコースとして有名なこのサーキットはMotoGPやスーパーバイク世界選手権も開催され、また多くのチームがオフシーズンにテストを行うサーキットである。

前戦で苦戦した浦本修充は、その鬱憤をここヘレスで晴らすことを決め、レースウィークを迎えた。いつも通り、木曜日と金曜日はセッティングを詰めていく走行が続いた。前戦で解決しなかった問題点は解決されていなかったものの、金曜日のFP1で6番手、そしてFP2で3番手とまずまずの滑り出しを見せていた。

公式予選と決勝レース1が開催された土曜日。この日は朝から雨が降り、コースはウェット。浦本はコンディションのチェック、そしてセッティングの調整をしながら、2度のピットイン。最後のスティントでタイムアタックに出た。そしてタイムアタックに入った1周目に予選のこの時点で唯一の52秒台に入れ、トップに踊りでる。予選の最後にオスカー・グティエレス選手が52秒に入れるが、浦本に0.009秒届かず、浦本が今季初のポールポジションを獲得した。

そして迎えた決勝レース1。コースには雨が降っており、完全なウェットコンディション。浦本はフィーリングのよかった、ソフトコンパウンドのレインタイヤを選択した。そしてレースがスタート。しかし、雨足が強くなったコンディションにレースディレクションは危険と判断。すぐに赤旗が出され、レースはやり直しとなった。雨足が弱まり、レースは10周に短縮され再スタート。浦本はいいスタートを決め、後続を引き離して行く。だが、レコードラインは急激に乾いていき、浦本のレインタイヤはすぐに悲鳴をあげていた。2周目に2番手、4周目に3番手に落ちると、トップ勢について行けず、その差を広げられる展開。3位でチェッカーを受けた。

日曜日に開催された決勝レース2もレース1同様に難しいコンディション。雨はレースが始まる前に止み、コースは乾いているセクションと濡れているセクションが混在していた。浦本はリアタイヤにインターメディエートを選択した。そしてスタート。浦本がスタートした3番グリッドはレコードラインから外れていたため、思いっきりスタートできず、順位を5番手に落とす。その後、7番手まで順位を落としたが、乾いているセクションでは浦本が速く、すぐに順位をあげて行った。3周目には一気に3台を抜き4番手。4周目には3番手、そして6周目には2番手と順位を上げていた。しかし、この時点でトップとは10秒近くの差があった。ここからはトップのグティエレスと浦本がファステストを更新しあっての走行が続く。だが、その差は縮まることなく、チェッカー。浦本は今季最終レースを2位表彰台で締めくくり、159ポイントまでポイントを伸ばし、年間ポイントランキング6位で2021年シーズンを終えた。

浦本修充
「なにがなんでも優勝したかったので、残念ですが、今年の状況を考えるとそれなりに結果を残せて嬉しいです。最終戦は難しいコンディションでした。しかし、ポールも取れましたし、2レースとも表彰台に立てたことは良かったです。頑張ってくれたチームには感謝しています。これで今季のすべてのレースが終わりました。日本から応援してくれたファンのみなさま、サポートしてくれたスポンサーの皆様、チーム、スズキ、そして関係者の皆様には本当に感謝しています。来年の参戦体制を早く皆様にお届けできるようにします!本当に1年間ありがとうございました!」

Results
Qualify ポールポジション 1’52.959
Race 1  3rd ベストラップ 1’54.442
Race 2  2nd ベストラップ 1’53.527
Standings 6th 159 points