浦本修充、BSB初参戦でポイントを獲得

Published On 10/05/2021 | 2 Wheels, Naomichi Uramoto, Speed of Japan News

Naomichi Uramoto Media Information | 10.05.2021

2021年ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)第10戦にスポット参戦を果たした浦本修充。同選手権でSUZUKIのオフィシャルチームであるBuildbase Suzukiからの参戦となり、同チームのレギュラーライダーのダニー・ケント選手が負傷のためチームを離脱。ケント選手の代役参戦となった。

浦本にとって初のBSB参戦となった舞台はイギリスのほぼ真ん中に位置をするドニントンパーク。1931年に初のオートバイレースが開催されてから、F1やMotoGP、スーパーバイク世界選手権などが開催され、モータースポーツ史にその名を残す歴史があるサーキットだ。もちろん、浦本にとっては初のサーキット。テストもなく、ぶっつけ本番で参戦となった。

金曜日にフリー走行1回目が行われ、浦本はまずコースを覚える、そしてマシンの特性も覚えることを優先した。BSBはレギュレーションで制御系のシステムが使用禁止されており、浦本はそれにも慣れていくが必要があった。このセッション、浦本は1分32.146をマークし、19番手で終えた。午後に行われたフリー走行2回目ではベストタイムを1.2秒縮め18番手。順位はさほど上がらなかったものの、マシンやコースへ順応性をチームに見せた。

土曜日の朝に開催されたフリー走行3回目1分31秒063とタイムの更新はならなかったものの、順位を15番手まであげていた。

BSBの予選はQ1とQ2の2回行われる。金曜日開催された2回のフリー走行の総合順位トップ12名のライダーは自動的にQ2に進出。残りのライダーはQ1から予選に出場し、Q1の上位6名がQ2に進出し、合計18名でQ2が戦われる独自の予選フォーマットになる。Q1から出場した浦本は自己ベストとなる1分30秒798を記録するが、8番手。Q2進出ラインの6番手にわずか0.070秒足りず、Q1で予選グリッド確定となった。決勝レース1は予選20番手からスタートとなった。

土曜日の午後には決勝レース1が開催されたが、午後から降った雨でコンディションはウェット。しかも路面温度10度と最悪のコンディションでのレースとなった。しかし、浦本はスタートダッシュを決め、すぐに11番手まで浮上。そこからも1台ずつ交わし、第8コーナーを通過した時点で9番手まで順位を上げていた。しかし、第9コーナーで痛恨の転倒。そのままリタイアとなった。

日曜日に開催された決勝レース2。前日の決勝レース1とは打って変わって快晴でのレースとなった。BSBでは決勝レース2以降は前レースでのベストラップ順でグリッドが決まり、浦本はノータイムだったことから、24番グリッドからのスタートとなった。しかし、ここでもまた浦本は好スタートをみせ、すぐに19番手まで浮上。周回を重ねるごとに順位を着実に上げ、レース中盤には14番手まで順位を上げていた。そのレース中盤から終盤には水野涼選手との日本人対決を展開。抜かれては抜き返す、テールトゥノーズのバトルが繰り広げられた。レースも残り2周のところで浦本が13番手に上がると、その順位をキープ。そのまま13位でチェッカーを受け、浦本にとってのBSB初のポイントを獲得した。

そして、日曜日の午後にはこの週末と最後のレースとなった決勝レース3が開催。ライダーたちがスターティンググリッドについたころは晴天だったが、スタート時刻直前に大雨がコースを襲う。スタートディレイとなり、各チームはマシンをレイン仕様に変更することに追われた。そして、2周のウォームアップラップが開始。しかし、大粒の雨と川のような濡れた路面でレースコントロールは危険と判断。再度スタートがディレイされた。各ライダーとマシンがピットに戻されるとあの大雨が嘘かのように空は晴れ渡り、浦本にとってイギリスの変化の早い天候を目の当たりにすることとなった。

再度2周のウォームアップが行われ、無事に15周に減算されたレースはスタート。晴れていたものの、コースはフルウェットコンディションでのレースとなった。予選17番手からのスタートとなった浦本は15番手まですぐに浮上。そこから13番手を争いを展開。13番手に上がればまた14番手に下がるバトルを展開。11周目に13番手に上がるとその順位をキープ。そのまま13位でフィニッシュをし、2戦連続のポイント獲得を果たした。

浦本修充
「ドライでもウェットでもポイントを獲得できたことは嬉しいですが、決勝レース1での転倒は悔しいです。電子制御がないマシンに慣れることは大変でしたが、とても勉強になりました。チームには本当に助けてもらいました。とても素晴らしいチームです。BSBのライダーたちはみんな速く、とても楽しかったです。また機会があればBSBに挑戦したいと思います!」

Results
Qualify  20th 1’30.798
Race 1  リタイア
Race 2  13th ベストラップ 1’31.034
Race 3  13th ベストラップ 1’51.293