浦本修充、優勝でシーズンを締めくくる

Published On 11/09/2020 | 2 Wheels, Naomichi Uramoto, Speed of Japan News

いよいよ、最終戦を迎えた2020年ESBKスペインスーパーバイク選手権(CAMPEONATO DE ESPAÑA DE SUPERBIKE)。その舞台となったのは、今季第4戦の舞台となったヘレスサーキット。今までの浦本はヘレスで苦戦して来たことが多かったが、最終戦と言うこともあり、気合十分でレースを迎えた。

しかし、レースウィークになるとすぐにヘレスの洗礼を受けることとなった。非計時で開催された、木曜日の1本目はウェットコンディションでまともに走行できず、雨はあがったが、まだウェットパッチの残る練習走行2本目で転倒。初日はセッティングが出来ない間に終わってしまうこととなる。2日目の金曜日になり、セッティングを詰めて行くことは出来たが、ここは苦手なヘレス。浦本にとって、初日にまともに走れなかったことが不安要素となっていた。

そして迎えた、土曜日午前中に開催された公式予選。前日の夜から降った雨でコースはウェットコンディション。コースコンディションの確認をしながら徐々にタイムを上げていき、予選終盤にトップに躍り出る1分52秒753をマーク。これが予選タイムとなり、見事ポールポジションを獲得した。

ウェットパッチが残る中で迎えた決勝レース1。ポールポジションからスタートした浦本だったが、オープニングラップで一気に5番手まで後退。中々ペースに乗れず、7番手まで順位を落とす。そこからは我慢のレースとなった。どうにか6位でフィニッシュをしたが、今までのヘレスでの苦戦を象徴するようなレースとなった。

そして今季最後のレースとなった、決勝レース2。予選6番手からスタートした浦本はオープニングラップで3番手に上がるも2周目に4番手、3周目に5番手と徐々に後退。やはりヘレスは苦手なのかと思わせたが、今回のレースは違っていた。5番手には後退したものの、トップグループについて行く浦本。浦本までの5台がほぼ同じラップタイムでレースは進み、この間浦本は余裕すら見える走りを展開。

トップ5台は1秒前後の差でレースは後半戦に突入。10周目に浦本の前を走るレアンドロ・メルカド選手が仕掛け、一気に2番手まで順位を挙げる。浦本もついて行こうとしが、4番手止まり。しかし、翌11周目には3番手まであがり、12周目には2番手に。そして14周目にはレースのファステストを記録し、トップのメルカド選手にピタリとつけますこの2台が後続を離しながら迎えた最終ラップ。浦本が攻めれば、メルカド選手が守るデッドヒートを展開。そして最終コーナーで浦本がメルカド選手を抜き、トップに出ると、そのままチェッカー。浦本が今季2勝目で。レースメークといい、結果といい、最高の形でシーズンを締めくくることとなった。

浦本はシリーズランキング4位で2020年シーズンを終了。今季も応援ありがとうございました。

浦本修充
「ESBK最終戦!雨の予選では初ポールを獲得でき、レース1では奮わず6位という結果でしたが、レース2では優勝することができました!

コロナウイルスの影響で一時はレースが出来るか分からない状況で始まった今シーズンでしたが、最終的に僕としては成長出来た良いシーズンになったと思います。トラブルや予期せぬ事故により落としてしまったポイントが悔やまれますが、最終的にランキングは4位でした。

来年、まだはっきりとは決まっていませんが、引き続き更に上に行けるように頑張りたいと思います。今シーズンも僕も支えていただいた全ての方々に心から御礼を言いたいです。ありがとうございました。」

Race Result
予選 ポールポジション  Best Lap 1’52.753
決勝レース1  6位 Best Lap 1’43.260
決勝レース2  優勝 Best Lap 1’42.363
(レースファステスト)

ランキング 4位 142 ポイント

All photos by Francisco Fraile Martin