浦本修充、ヨーロッパで初優勝!! ESBK第2戦で。

Published On 08/05/2020 | 2 Wheels, Naomichi Uramoto, Speed of Japan News
©︎Francisco Fraile Martin

2周連続のレースとなったESBKスペインスーパーバイク選手権(CAMPEONATO DE ESPAÑA DE SUPERBIKE 。今季第2戦の舞台となったのは、同選手権にフル参戦をしている浦本修充がヨーロッパで初参戦を果たした、サーキット・バルセロナ-カタルニア(全長4.627km)。MotoGPやF1も開催されている、スペインを代表するサーキットの一つだ。

木曜日と金曜日は非計時の練習走行が行われ、浦本は前戦での反省点や課題を解決しながらの走行が続いた。そして、土曜日の午前中に今年は決勝がダブルヘッダーで行われるために、1回のセッションとのみとなった公式予選。昨年の同サーキットでの予選タイムであった1’45.940を上回るタイムを出すことが目標だった浦本。セッション開始早々に1’44.475を出し、まずの目標をクリア。しかし、ライバルたちがタイムを伸ばして行く中、決勝セッティングに専念していた浦本はタイムが伸びず、そのまま予選9番手で予選を通過した。順位的には満足できる位置ではなかったが、決勝に自信を持てるタイムであった。

そして迎えた決勝レース1。スタートを決めた浦本は順位を上げていく。2周目にはファステストをマーク。3周目にはそのファステストを更新して5番手に上がり、トップグループを上回るペースで周回を重ねていた。そしてレースも中盤に差し掛かった8周目には4番手に浮上した。だが9周目にマシンに気になる挙動が出だし、その症状は悪化。危険と判断した浦本はピットに入り、リタイアとなった。3周目に出したファステストがそのまま、レースでのファステストとなっただけに悔しい結果となった。

前日のリタイアした原因の不安がまだ残るなかで迎えた日曜日の決勝レース2。決勝レース1の結果から予選12番手からのスタートとなったが、まずまずのスタートを決め、オープニングラップで9番手まで上げる。2周目にはこの日最初のファステストをマークした。そして2度目のファステストを出した5周目に7番手、8周目に6番手、そしてこの日3度目のファステストをマークした10周目には5番手まで浮上した。

この時点でトップとの差は2秒。レースは残り6周であった。だが、ここから快進撃を見せた浦本。翌11周目に4番手、そしてレースも残り3周となる14周目に表彰台圏内となる3番手に浮上した。この時点でトップとの差は1秒。残り2周である。しかし、浦本はコーナーごとに上位2台との差を詰め、最終ラップに0.3秒差と真後ろまでつけていた。そしてファイナルラップ。最終セクターに入るまで3番手にいた浦本。誰もがこれまでかと思っていた。だが、10コーナーで2番手を走っていた選手がトップの選手に接触。そのトップの選手が転倒をし、アウトに膨らんだ2番手の選手を見て、浦本はインを突き一気にトップにたちそのままフィニッシュ。浦本にとってスペイン、そしてヨーロッパでの初優勝となった。

ESBK第3戦バレンシアは9月12日-13日開催される予定です。

浦本修充
「予選9位、決勝1はDNF、決勝2は1位。やっと勝てました!最終ラップに運が味方した部分もありましたが、レース中もずっとペースが良かったですし、本当に嬉しいです!!このような成績を残せたのもJEG Racingをはじめとした、いつも応援、サポートしていただける方々のおかげだと思っています。心から感謝しています。本当にありがとうございます。本当に久しぶりの優勝なので、今はかなり浮かれていますが、シーズンは始まったばかりなので、この流れを維持できるようにきを引き締めて、引き続き頑張ろうと思います!」 

レースリザルト
予選  ベストタイム 1’44.475 9番手
決勝レース1 ベストタイム 1’44.518 リタイア
決勝レース2 ベストタイム 1’44.517 優勝
ランキング 4位 46ポイント

©︎Francisco Fraile Martin
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