清成龍一、BSB第9戦をダブルウィンで飾る

Published On 09/08/2014 | 2 Wheels, Ryuichi Kiyonari, Speed of Japan News

Kiyo@2014 BSB Rd9 Donington

 

清成龍一 2014年ブリティッシュスーパーバイク選手権シリーズ第9戦レポート
2014 MCE Insurance British Superbike in association with Pirelli Round 9

開催地:ドニントンパーク(3.508km)
開催日/初日:9月5日(金)予選:9月6日(土)決勝:9月7日(日)
天候/初日:曇り・ドライ 予選: 晴れ・ドライ 決勝:晴れ・ドライ

#23 清成龍一(Buildbase BMW/BMW S1000RR)

<予選>2番手 予選通過タイム 1’29.594
<決勝レース1> 1位 ベストタイム 1’30.179
<決勝レース2> 1位 ベストタイム 1’29.803 (ファステスト)
<ランキング> 3位 535ポイント

Kiyonari@2014 BSB Rd9 Donington前戦で「ショーダウン」進出を決めた清成龍一。しかし、その決勝では2レースともにリタイアとなり、清成にとっては喜びよりも悔しい週末となっていた。ショーダウン突入前の最終のレースとなったブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)第9戦は来季からMotoGPイギリスGPの開催地として発表があったばかりのドニントンパークで開催された。

ショーダウン進出が決まり、清成にとってこのレースで重要となったのが、表彰台ポイント。ショーダウンに進出する6名のライダーは第10戦が500ポイントで並ぶが、その500ポイントにそれまでに獲得した表彰台ポイントが加算されるかだ。清成にとっては、このレースでポイントリーダーのシェーン・バーン(Kawasaki)とランキング2位のジョッシュ・ブルックス(Yamaha)の前でフィニッシュをし、できるだけ、ポイント差縮めてショーダウンに突入したいからだ。

その清成は、初日から快調にタイムを縮めて行く。フリープラクティス1回目でトップ。ニュータイヤを履かずに挑んだフリープラクティス2回目でも3番手、と着実にセッティングを詰めて行った。2日目の午前中に開催されたフリープラクティス3回目で再度トップに立つと、好調を維持して公式予選を迎えた。

Q1とQ2でトップタイムをマークした清成は、難なくQ3に進出した。8分間しかないQ3では後ろからマークされるを嫌った清成はこのセッションの出場ライダーの最後に出ようと待機。だが、ジョン・ホプキンス(Suzuki)が出ない。清成が残り6分でコースインをすると、ホプキンスも清成にを追うようにコースインした。清成は、ここでもいいタイムをマークするが、真後ろで清成についていたホプキンスが清成をわずか0.039秒差で交わし、ポールポジションを獲得。清成は予選2番手で決勝レース1を迎えることとなった。

Kiyonari@2014 BSB Rd9 Donington決勝日の午前中に行われたウォームアップセッションでもトップタイムをマークした清成はベストコンディションで決勝レース1を迎えた。清成はBuildbase BMWとの来季の継続契約を木曜日に済ませていた。そしてその事が決勝レース1のスターティンググリッドで、チームオーナーのスチュアート・ヒッケンがテレビのピットレポーターのインタビューで告げられた。

決勝レース1のスタートで清成は2番手をキープ。トップにいたバーンにぴたりとついていた。抜きどころが少ないドニントンパークだが、2番手ながらもトップにぴたりとついた展開がレース中盤まで続く。そして12周目に清成がバーンに仕掛け、トップに立つとまたバーンが抜き返す展開がレース終盤まで続く。清成トップで迎えた最終ラップの最終コーナーでバーンが清成を強引にオーバーテーク。だが、少しオーバースピードだったバーンは、ライン1本分外に膨らみ、その隙を清成がイン側に入り、トップに。そのままチェッカーを受け、決勝レース1を優勝した。

決勝レース2もこの清成とバーンの一騎打ちとなった。ふたりとも好スタートを決め、バーンが鼻ひとつリードして第1コーナーに進入するが、アウト側からかぶさるように清成がホールショットを奪う。清成トップにバーンが0.1秒~0.3秒差で2番手の展開が最終ラップまで続いた。バーンが幾度なく、清成を抜こうとするが、清成が力で抑え、そのまま一度もトップを譲ることなく、決勝レース2も優勝。チームにダブルウィンをプレゼントし、継続参戦の発表に華を添える形となった。

これで清成はランキングトップのバーンと27ポイント差、ランキング2位のブルックスとは1ポイント差の535ポイントでショーダウンを迎えることになった。

次戦、BSB第10戦は9月19日〜21日、オランダ・TTアッセンで開催されます。
清成龍一
「来季もBuildbase BMWと戦えることができることになり、大変嬉しく思っています。来季も同じチームで継続参戦したかったので、その事が決まり、これでタイトル獲得に集中できます。自分はどのレースでも勝ちたいと思っています。それがこのチームを選んだ理由です。チームと一緒にレースに勝つこと、表彰台に登ることについて頑張っています。ドニントンパークはチームにとってのホームコースなので、ここでダブルウィンが出来たことは本当に良かったです。今はとても疲れていますが…」

スチュアート・ヒッケン、Buildbase BMW チームオーナー
「BSBのトップチームのすべてが清成にオファーを出したことは知っていたので、彼がうちと来季も戦いたいと聞いた時はチーム全員で大喜びいたしました。今季培ったことを来年に活かせることが重要なので、彼の継続参戦のニュースは我々にとって素晴らしいプレゼントでした。彼がチーム来てからはとても楽しくレースが出来ているので、チーム全員が喜んでいます。それに加え、ダブルウィンを達成し、表彰台ポイント差を縮め、シェーキー(シェーン・バーン)に優勝することを阻んだ事は最高の週末にしてくれました」

2014 MCE Insurance British Superbike Championship ポイントランキング
(第9戦終了時)

1. Shane Byrne (Rapid Solicitors Kawasaki) 562
2. Josh Brookes (Milwaukee Yamaha) 536
3. Ryuichi Kiyonari (Buildbase BMW Motorrad) 535
4. Tommy Bridewell (Milwaukee Yamaha) 508
5. Chris Walker (Lloyds British GBmoto Racing Kawasaki) 505
6. Dan Linfoot (Quattro Plant Kawasaki) 501

photo by doublered

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