清成龍一、ランキング2位に浮上

Published On 09/22/2014 | 2 Wheels, Ryuichi Kiyonari, Speed of Japan News

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清成龍一 2014年ブリティッシュスーパーバイク選手権シリーズ第10戦レポート
2014 MCE Insurance British Superbike in association with Pirelli Round 10

開催地:TTアッセン(4.542km)
開催日/初日:9月19日(金)予選:9月20日(土)決勝:9月21日(日)
天候/初日:晴れ・ドライ 予選: 曇り後雨・ドライ/ウェット 決勝1:雨・ウェット 決勝2:曇り・ドライ

#23 清成龍一(Buildbase BMW/BMW S1000RR)

<予選>4番手 予選通過タイム 1’53.060
<決勝レース1> 2位 ベストタイム 1’49.142
<決勝レース2> 2位 ベストタイム 1’37.610
<ランキング> 2位 575ポイント

Kiyo@2014 Rd10 Assenいよいよ「ショーダウン」に突入した2014ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)。その第1ラウンドとなるシリーズ第10戦は、シリーズ唯一のイギリス以外での開催となる、TTアッセン(全長4.542km)。清成龍一はトップと27ポイント差のランキング3位で「ショーダウン」に突入していた。

シーズン後半戦からの好調を維持してTTアッセンに入った清成龍一にとって唯一の不安材料は、ここでの事前テストに参加をしなかった事。トップチームのほとんどがここで3週間前に事前テストを慣行。しかし、清成は第8戦の転倒の影響でテストには参加していなかった。

その不安は初日のフリー走行1回目で消え去ることになる。清成はそのセッションをトップ。そして同日開催されたフリー走行2回目で2番手と今週末も好調を維持していた。2日目になり、フリー走行3回目でトップ。そのまま、公式予選を迎えた。

Kiyo@2014 Rd10 Assen公式予選Q1をトップで通過した清成は、そのままQ2へ。だが、ピットレーンがオープンしたと同時にアッセンに雨が降り出す。コースは徐々にウェットコンディションになり、清成はセッション序盤にマークしたタイムがベストとなり、5番手でQ3へ。雨脚が強くなったQ3では、通常8分間のセッションを20分に延長。最初の10分間は計時されず、後半の10分で計時される、変則的なQ3となった。だが、計時されるころには雨も上がり、コースは徐々に乾いていく難しいコンディションに。最初の計時ラップでトップにたった清成だったが、周回を重ねるごとに全員がタイムを上げていき、目紛しく順位が変わっていく展開となった。セッションの終盤までトップを守っていた清成だったが、残り5分を切ったところで、2番手に後退。他のライダーたちが乾いていく路面でタイムをあげて行き、4番手まで順位を落とす。ここで清成もペースをあげて行く。だが、ポールペースで周回を始めたタイムアタックのターン2で清成のフロントが切れ込み転倒。清成は2列目4番手で決勝レース1を迎えることになった。

Kiyo@2014 Rd10 Assen気まぐれな天候で有名アッセン。それは決勝日でも同じだった。決勝レース1開始直前に強い雨が降り出した。しかし、ライダーたちがスターティンググリッドにつく頃には雨脚が急激に弱まった。気まぐれな天候でも有名だが、一旦雨が止むと、コースが急激に乾いて行くのでも有名なアッセン。ほとんどのライダーがフロントをインターメディエート、リアをウェットまたはインターメディエートを選択する中、また雨が降るだろうと予想した清成は前後ウェットタイヤでギャンブルに出る。

コースが乾いていく序盤は清成にとって我慢のレースとなった。一時は順位を6番手まで落とし、トップを走っていたランキング1位のシェーン・バーン(Kawasaki)に6秒以上の差をつけられていた。だが、清成の予想が的中。レース中盤にはコースの裏セクションで大粒の雨が降り出す。これで息を吹き返した清成は順位をあげて行き、残り4周のところでバーンも捕えて2番手に。この時点でトップを走っていたジョッシュ・ウォーターズ(Suzuki)とは2.6秒の差があった。だが、清成はウォーターズよりも1周0.7~8秒速いペースですぐに追いつき。そして最終ラップにウォーターズを捕え、トップに。しかし、ウォーターズも諦めず、トップを奪還。清成は2位でチェッカーを受けた。このレースで清成よりランキング上位にいたバーンとジョッシュ・ブルックス(Yamaha)はともに転倒ノーポイント。その結果、清成はトップと7ポイント差まで縮めランキング2位に浮上した。

Kiyo@2014 Rd10 Assen決勝レース1のタイム順で決まる決勝レース2のスターティンググリッド。清成は3列目7番グリッドからのスタートとなった。ロケットスタートを決めた清成は第1コーナーに3番手で突入。オープニングラップももう2台を抜き、トップに踊り出た。清成と同じ3列目9番グリッドからスタートしたバーンもすぐに順位を上げて行き、レース序盤から清成の真後ろにピタリとつく。清成トップ、2番手バーンの展開が最終ラップまで続いた。この間、バーンはこの手あの手と清成を仕掛けるが、清成はトップを一度も譲ることなく、最終ラップに。そして最終コーナーとなるシケイン入り口でバーンが清成のイン側に入り、トップに。そのままチェッカーとなり、清成は2レース連続の2位となった。

第10戦を終えた時点でランキングトップのバーンが587ポイント。清成は12ポイント差の575ポイントでランキング2位となった。ランキング3位のブルックスは2レースともリタイアとなり、清成とは39ポイント差の3位に後退した。

次戦となる、MCE Insurance British Superbike Championship第11戦は10月3日~5日、シルバーストーンで開催されます。

清成龍一
「決勝レース2は全力で優勝を目指していたので、シェーキー(シェーン・バーン)に勝てなかった事は残念です。レースの開始直後からプレッシャーをかけられ、思うようにペースが上がりませんでした。フリー走行と比べても、遅かったです。でも、レース中盤からはペースが上がったのですが。レースも残り5周となり、さらにプッシュをしました。シェーキーが何度か抜きにかかったので、”あ、まずい、シェーキーが来てる”と思ってました。それで最終ラップはさらにペースを上げようとしたのですが、ミスをしてしまいました。最終シケインで抜かれ、万事休すでした。これでシルバーストーンではさらに勝ちたくなりました!」
MCE Insurance British Superbike Championship ポイントランキング
(第10戦終了時)

1. Shane Byrne (Rapid Solicitors Kawasaki) 587
2. Ryuichi Kiyonari (Buildbase BMW) Motorrad 575
3. Josh Brookes (Milwaukee Yamaha) 536
4. Tommy Bridewell (Milwaukee Yamaha) 531
5. Dan Linfoot (Quattro Plant Kawasaki) 524
6. Chris Walker (Lloyds British GBmoto Racing Kawasaki) 505

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