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指導者: 玉田誠

July 21st, 2015

Tamada Manager at Suzuka

 

 

もうお気づきだとは思うが、玉田誠は今年レースに出場していない。彼は2012年、アジアドリームカップでプロフェショナルトレーナーとして、アジア人ライダーの育成に関わってから、彼の目標は大きく変わった。彼がレース界に貢献できるのはライダーとしてだけではなく、指導者として貢献したいと考え出していた。

指導者として貢献するのにはいくつもの形がある。ライダーとして一緒に走り、指導をする。コーチとしてライディングスタイルからセッティング能力を指導する。そしてチーム監督して、ライダーやメカニックたちの技術向上を指導する。

玉田は2013年に課せられた役割。それはライダーとしてアジアロードレース選手権に参戦をし、2012年に清成龍一がHondaにもたらしたタイトルを守り、マレーシア人ライダーにアジアチャンピオンを獲らせること。その年、アジアでのHondaのエースはチームメイトのアズラン・シャー・カマルザマンだった。この年までアジア最高峰のスーパースポーツ600で優勝がなかったアズランは、初優勝をし、アジアタイトルを取った。

2014年に課せられたのは、アジアでHondaの3連覇。そして、若手ライダーのザクアン・ザイディの育成。これもまた、それまで優勝のなかったザクアンが初優勝。だれもが予想をしていなかったザクアンがタイトル獲得をした。この年はそれまでライダーとして参戦をしていた、鈴鹿8耐のHonda Team Asiaにチーム監督として参戦。日本人エース不在、アジア人のみでトップ10以内でフィニッシュする。これが玉田に課せられた任務であった。そして見事チームを7位に導いた。

もちろん、すべてが玉田の力とは言わない。だが、偶然とも言えないだろう。彼の指導力が貢献したのは間違いないと思う。

玉田は遠慮をしない。嫌われようが玉田は信念を持って、ライダーそしてチームに接する。これは彼の良いところでもあり、悪いところかもしれない。敵を作ろうが、彼は目的を達成するためには悪者にもなる。その目的は、近い将来、世界選手権に通用するアジア人ライダーを育成することだ。

今季の玉田はタイのAPホンダにつき、タイ人ライダーの育成に力を入れている。アジア選手権のみならず、タイ国内をはじめ、世界でAPホンダが関わっているレース活動にアドバイスをしている。

そんな中、2年連続で#22 Honda Team Asiaのチーム監督して、鈴鹿8耐に参戦することになった。今年は本当の「オールアジアン」。負傷したザムリ・ババに代わり、アズランを世界選手権から呼び寄せた。インドネシアからは昨年に引き続き、ディマス・エッキー・プラタマが参戦。そして、タイからはラタポン・ウィライローが8耐初参戦をする。

今年の8耐。玉田が目標を達成した時は胸を張って、彼の貢献が大きいと言うことにしよう。

HTA 2015

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