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Team KAGAYAMA、優勝へのカウントダウン

July 21st, 2015

Team KAGAYAMA 8 Hours 2015

鈴鹿8耐への挑戦も今年で3年目となるTeam KAGAYAMA。8耐初参戦をした2013年から2年連続で3位表彰台を獲得しているが、今年は「優勝」の二文字しか第1ライダー兼チームオーナーである加賀山就臣の頭にはない。

参戦初年度に芳賀紀行とケビン・シュワンツを起用。昨年は現役Moto2ライダーのドミニク・エガーターを起用し、ファンのみならず、2輪業界を騒がせた加賀山。そして今年もまた、誰もが予想をしていなかった清成龍一を呼び寄せ、今年の8耐の最も注目されているチームになった。

Kagayama & Kiyoだが、加賀山は「サプライズ」のためだけに、ライダーたちを起用して来たわけではない。加賀山は悲願の「優勝」を果たすためにライダーたちを起用して来た。そして、今年はその悲願達成のために、鈴鹿8耐4勝を誇る清成を起用した。その清成を起用するまでの道のりは決して簡単ではなかった。

清成は現在ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)でフル参戦をしている。しかも、契約しているチームはBMW。その清成をスズキに乗せるのはそんな簡単なことではなかった。清成の参戦意志を確認すると、まずは所属チームと交渉。一度は断られていた。その断られた理由も加賀山には痛いほど理解ができた。しかし、加賀山は諦めなかった。断られた後も、なんどもチームと交渉を続け、とうとう相手を納得させてしまった。加賀山の熱い思いがチームを動かした。加賀山と清成の両方をマネジメントしている自分としては嬉しい限りだが、加賀山の熱意には感服をする。

その清成は、優勝候補筆頭にKiyonari挙げられながらも、今季のBSBで優勝どころか表彰台フィニッシュもない。清成の調子が悪いことではないと、自分もわかってはいたが、正直、7月初旬の8耐公開テストに来るまでは心配だった。しかし、そのテストに参加をした清成の走りを見て、その心配は余計だったことを知る。

はじめてのチーム、そしてはじめてのスズキ。加賀山も清成も不安はあったことに間違いはない。だが、その清成はテスト初日のウェットコンディションで7番手タイムを出すと、2日目のドライでは150名以上のライダーの中で4番手タイムを出す。しかもチームベストのタイムだった。これには加賀山も心を躍らせたはず。清成も安心して、イギリスへ戻って行った。

そして、今週、いよいよレースウィークを迎える。自分はいままでに感じたことのない期待で鈴鹿に向かうことにしよう。

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