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「タマダさ〜ん、モンダーイナイデスカ?」

May 26th, 2013

2006 sachsenring今回は2006年MotoGPドイツGPの裏話。

予選10番手からスタートした玉田誠は、スタートを決め、オープニングラップで4番手まで順位を上げ、2周目には3番手に浮上。その後もトップグループにつき、4番手-5番手を走行し、レース後半にチャンスを伺っていた。

それが11周目にイン側を差して来たケニー・ロバーツJr.が転倒。ケニーのマシンはそのまま、玉田のマシンをなぎ倒し、玉田はケニーのマシンに乗っ掛かる状態でグラベルに。この時、ケニーのマシンは玉田の左膝あたりを直撃しており、玉田は激痛でグラベルで踞っていた。その玉田を見た、ケニーが玉田に駆け寄り、玉田に声を掛けていた。このシーンは全世界に放送され、ケニーの人柄の良さが世界中に共感を呼んだシーンにもなった。

ここからが裏話。玉田に駆け寄ったケニーは玉田に、しかも片言の日本語で「タマダさ〜ん! モンダイナイデスカ?」と声を掛けていた。テレビ映像で玉田は激痛で動けないとしか写っていないが、実はこの時の玉田。ケニーの英語なまりの日本語で「タマダさ〜ん! モンダイナイデスカ?」に爆笑をしていたらしい。「モンダイナイデスカ?」って「モンダイ大有りだよ!そこは大丈夫ですか?だろ」と思いながら、笑いと激痛に耐えていたそうです。それでもずっと玉田について心配してくれていたケニー。玉田は「なんていい奴なんだ」と思いつつも「タマダさ〜ん! モンダイナイデスカ?」の連呼に「やめてくれ、あっち行け」と思っていたそうです。

今でも、玉田はこの話しになると、ケニーは本当にいい奴と話しつつも、もうあの日本語は勘弁して欲しいと大爆笑しています。

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