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海外で活躍できるレーサーになるのには

May 11th, 2013
Photo courtesy of IndyCar

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いやいや、佐藤琢磨選手がとうとうやってくれましたね!インディカー日本人初優勝。これはこれは凄い事ですよ!しかも伝統あるロングビーチGPで優勝なんて格好が良すぎる!しかも次のレースも最終ラップの最終コーナーまでトップを走っていたのも凄い。

海外で活躍するスポーツ選手はたくさんいます。サッカーの香川真司選手、ゴルフの石川遼選手や宮里藍選手、フィギュアスケートスケートの浅田真央選手、女子ジャンプの高梨沙羅選手、メジャーリーグのイチロー選手、などなど。どんなスポーツでもが海外で活躍することが最終目標って言うのは多いと思います。

レーサーも一緒。4輪ならF1、2輪ならMotoGPとどのレーサーでも一度は夢みること。でもそれを実現できるレーサーは本当にごくわずか。実力だけではなく、タイミングや運などもすべてが合致しないと実現しません。参戦することだけでも大変な事なのに、優勝をするなんて、凄い事です。

今回の佐藤選手のインタビューを聞いて再認識ですが、やはり英語力は大切だなと。イギリスなまりの英語で流暢に英語を喋る佐藤選手を見て思いました。

うちの選手もそうですが、海外で活躍している選手は皆、ある程度の英語または話せます。ロジャー安川はアメリカ生まれなので、当然ですが、野田英樹もネイティブな英語を話します。清成龍一もかなりの英語力を持っています。玉田誠も最初にGPに行ったときはまったくしゃべれなかった英語が今では日常会話には困らないほど上達。宮﨑敦はイタリア語を普通に喋れます。

レーサーが活躍するのには、ドライビングやライディングスキルはもちろん、セッティング力など走りに関係する才能が一番重要です。ただ、海外で活躍するのには、チームとちゃんとコミュニケーションが取れるかはかなり重要だと思います。F1やMotoGPなどトップカテゴリーでは日本人メカや関係者、通訳などがつく場合が多く、英語がしゃべらなくてもどうにかなる。でも、ちゃんと言いたい事が伝わっているかが問題です。間に人が入ると、それがバファーになってしまいがちです。例えば、セッティングに問題があり、レーサーがかなり怒っていたとします。怒りを露にして、通訳に日本語で話します。でも、通訳はそのレーサーがの怒りを表現せず、オブラートに包んだ通訳をする場合が多い。自分は現場で何度も見たことがあります。ただ、いくらオブラートに包んでも、メカの方はライダーが怒っているのは日本語でもわかります。オブラートに包んだ通訳を「本当はなんて言ったんだろう?」「自分を批判しているのかな?」と不安になります。こうなると、ちゃんとコミュニケーションが取れません。もっと問題になるのは、通訳して人がレースに精通していないことが多いです。専門用語が行き交うレース界では、同じ言葉を喋る人同士でもわからないことが多々あります。今までも、チームの通訳や、記者会見時の通訳がレーサーが言っていることとまったく違うことを言っているのを目撃しました。レーサーが英語がわからないと、通訳がどう訳して伝えているのかもわかりません。

トップカテゴリーでなかったら、まず、通訳はいません。ですので、これから海外を目指す若いレーサーのみなさん! 英語はかならず、勉強しましょう!流暢に話せる必要はありません。自分が言いたいことがちゃんと伝わり、相手の言っていることがちゃんと伝わる語学力があれば!

Comments

2 Comments

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  • 山口正己 says on: May 11, 2013 at 5:46 am

     

    SPLENDID!!

    • Debu Producer says on: May 11, 2013 at 10:41 am

       

      THANK YOU!

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