今、ドイツのニュルブルクリンクに来ています。SBKの第11戦がここニュルで開催されています。Speed of Japanからは残念ながら誰も参戦していないけど、この時期は来季に向けての交渉時期。いろいろなライダーのマネージャーたちがこの時期、サーキットに足を運びます。
.....だと思っていたんですが、パドックについて見ると、あれ?なんだか雰囲気が寂しいような。不況でスポンサー不足になっているのはSBKも同じなのですが、パドックは閑散。この時期はどのチームオーナーやチームマネージャーも大忙し。毎年、捕まえるのが大変。でも今年はそうでもない。まず、他のマネージャーたちがいない。そして初日にほとんどのチームマネージャーやオーナーと話せてしまいました.....誰も口にするのはスポンサーがいない、景気が悪い。ファクトリーチームでさえ、スポンサーが降りたりしているわけで、プライベーターに至ってはおれを見つけるなり、スポンサーがいるライダーいない?って調子。
しかも、ドカッティのファクトリーチームが先日、SBKからの撤退を発表したばかり。パドックもメディアセンターもどうなるの?SBK?との話題ばかり。正直、こんな暗いSBKパドックは見たことがない。本当に大丈夫なの?って思う。
昨日、スーパースポーツで活躍している藤原選手のモーターホームを訪れた際にまたびっくり。どのサーキットに行っても、パドックにライダー用のモーターホーム専用駐車スペースがあるんだけど、なにしろ台数が少ない。玉田や清成がSBKに来た2008年は遅く到着するとモーターホームを停めることも容易ではなかったのに。
まぁ、いくら不況不況とは言っても、スポンサーがいるチームはあるわけで、来季もシリーズは継続するわけで、その少ないシートを狙って交渉を頑張ります。